てんさいオリゴ糖は身近なところで購入しやすく、料理や飲み物、ヨーグルトなどにかけても使えるので上白糖の代わりとして日常的に使用しやすいですね。
しかし、本当に体に良いものなのか気になるところです。
結論から言うと,てんさいオリゴ糖は過度に摂取しない限り危険性や太る可能性はありません。

我が家では毎日ヨーグルトにかけて食べていますが、体に悪い体調の変化はありません!
ですが、原材料を把握し購入する品を選んだり、適切な量を使用するという点に注意しなければなりません。
この記事ではてんさいオリゴ糖は危険で太るのか&体に悪いのか、詳しく解説します。
てんさいオリゴ糖の白、黒の違いも紹介します。使用時の参考にしていただけると嬉しいです♪
てんさいオリゴ糖とは何か解説
まずは、てんさいオリゴ糖とはを解説します。
まずはてんさいオリゴ糖の【甜菜(てんさい)】についてです。
甜菜(てんさい)とは別名さとう大根と言われており、サトウキビと同じように砂糖の原料です。
この甜菜を原料としたオリゴ糖含有の甘味料がてんさいオリゴ糖です。
熱や酸に強いララフィノースと言われるオリゴ糖分が含まれており、加熱調理などに使用してもオリゴ糖の作用は失われません。
甜菜の優しい甘みが料理やデザートによく合い日常的に使用できる砂糖の代替商品です。
てんさいオリゴ糖は危険で体に悪いのか、赤ちゃんにも使えるのか解説

てんさいオリゴ糖は何かを解説しましたが、次に気になるのは危険性や体に悪いのか、赤ちゃんにも使えるのかどうかです。ここから詳しく解説します。
まず、てんさいオリゴ糖の危険性ですが、次の点が挙げられます。
・農薬を多く使用して栽培されている。
・無農薬のものは遺伝子組み換え品である。
まず、農薬を多く使用している点ですが、てんさい糖は糖の原料になる甘い植物なだけに害虫がたくさんつきます。
そのため、害虫駆除をしなくてはならず、必然的に農薬の使用量が多くなってしまいます。
次に無農薬の遺伝子組み換え品についてです。
農薬を使わずてんさい糖を栽培するのは害虫が付きやすいという点でなかなか難しいことが分かりました。
ですが、海外製品の中には無農薬やオーガニックと表記されている商品があります。
こういった製品の中に遺伝子組み換え品が使用されていることがりあります。
害虫がつきにくい遺伝子組み換え品を作り、無農薬、オーガニック栽培を実現しているのです。
ここできちん知っておきたいことは国内産についてです。
日本では遺伝子組み換え種での販売を認められていないので、日本製を購入すれば遺伝子組み換え品に出会うころはありません。
てんさいオリゴ糖は北海道産の甜菜を使用しており、100%天然の成分でできています。
次に体に悪いのかという点です。
てんさオリゴ糖は甘味料なので砂糖には変わりがありません。
なので、上白糖と比べると栄養があるからと言って摂取しすぎはもちろん体に悪いです。
WHOが定める1日の砂糖の適量が1日の総摂取エネルギーの5%と言われ、25gと換算されています。
てんさいオリゴ糖も適量を摂取するのであれば体に悪影響はないということです。
最後は気になる赤ちゃんに使えるのかどうかという点です。
てんさいオリゴ糖の甜菜は前にも解説したとおり、100%天然で他の添加物が一切入っていません。
赤ちゃんが摂取すると危ないと言われているはちみつも入っていないので、赤ちゃんにも使えます。
ただ、てんさいオリゴ糖には【オリゴ糖】が含まれています。
オリゴ糖は一般的に生後6か月を過ぎてから使用して良いとされています。赤ちゃんが摂取できるオリゴ糖の適量はティースプーン一杯程度です。
てんさいオリゴ糖も生後6か月を過ぎた赤ちゃんに使用できますが、適量を守ることが大切になってきますね。
てんさいオリゴ糖は太るのか解説
てんさいオリゴ糖の危険性や体に悪影響なのか、さらには赤ちゃんには使えるのかを解説してきました。
ここからは太るかどうかについて解説します。
てんさいオリゴ糖について間違えてはいけないのはカロリーゼロの甘味料ではないということです。
カロリーカットされているわけではないので、上白糖よりもヘルシーだというイメージでたくさん使ってしまうともちろん太ってしまいます。
上白糖より健康効果がある甘味料だということを把握したうえで適切な量を使えば太りません。
てんさいオリゴ糖にはこんな健康効果があります。
・ラフィノースやケストースなどの天然のオリゴ糖が含まれている。
・ビフィズス菌などの腸内の善玉菌のエサとなる。
使用する目安がてんさいオリゴ糖のパッケージに表記されており、1日の目安量は20~30gです。
てんさいオリゴ糖を使ったら太ったとなってしまったらせっかくの健康効果も台無しです。
せっかくの健康効果を得るためには、適量を守ることが大切ですね。
てんさいオリゴ糖の糖質やカロリーについて紹介
適切な量を守ればてんさいオリゴ糖が太らないと分かりました。
では使用するときの目安になる糖質やカロリーはどうなっているのか、ここから解説します。
てんさいオリゴ糖のカロリーは100gで295kcalです。
上白糖は100gで384kcalなのでカロリーは上白糖よりも30%ほどカットされています。
次に糖質の解説です。
上白糖は100gあたり99.2g含まれています。
てんさいオリゴ糖には糖質と表記はされていませんが、炭水化物が糖質と考えられます。その場合、100gあたり78g含まれていることになります。
こちらも30%ほどカットされています。
カロリーも糖質もカットされている数字を見るとそこまで上白糖と変わりません。
てんさいオリゴ糖は上白糖よりも少し低糖質、低カロリーということになります。
やはり、カロリーも糖質もそこまでオフ率が高いわけではないことが分かりますね。
てんさいオリゴ糖の黒と白の違いを紹介
てんさいオリゴ糖のHPを検索すると【てんさいオリゴ糖 白】という商品と【てんさいオリゴ糖 黒】という商品があります。
ここからはこの2つの商品の違いについて解説します。
結論から言うと含まれているオリゴ糖の種類が違います。
【てんさいオリゴ糖白】
ラフィノースという甜菜にもともと含まれているオリゴ糖が使用されています。
【てんさいオリゴ糖 黒】
フラクトオリゴ糖という甜菜を原料に酵素の力で作ったオリゴ糖が使用されています。
てんさいオリゴ糖黒に含まれるフラクトオリゴ糖ですが、たくさんの健康効果があります。
・もともと大腸にいる善玉菌のエサになる。
オリゴ糖の種類が違うことで、得られる効果も違うということが分かりすます。
てんさいオリゴ糖の中にもラインナップがたくさんあることに納得ですね。
てんさいオリゴ糖の白はこちら
てんさいオリゴ糖の黒はこちら
まとめ
・てんさいオリゴ糖は危険ではなく、体に悪影響もありません。しかし、農薬をたくさん使っているもの、遺伝子組み換え品があることを把握したうえで、国内産のものを購入すること。
・100%天然成分で、不純物も一切入っていないことから赤ちゃんにも使える。ただし、生後6か月以降を過ぎてから使用すること。
・てんさいオリゴ糖は太りませんが、上白糖よりも少し低糖質、低カロリーなだけなので、1日の目安量をきちんと守ることが大切。
・てんさいオリゴ糖黒にはフラクトオリゴ糖という甜菜を原料として発酵したオリゴ糖が含まれている。
てんさいオリゴ糖は適量を守り、様々な料理に活用すると良いですね♪
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